経験雑記

初めて書いた短いエッセイ

羽山 とりん

ちょっとした箸休めに、昔作った小説を載せます。

今は削除しましたが小説作成アプリに投稿した作品でもあります。

私はファンタジー小説しか書いたことがなかったため、文章作りの練習としてエッセイ風の小説に挑戦しました。

一応ノンフィクションなのでカテゴリーは経験にしてます

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作品タイトル:小鳥の声とお休み

最近のマイブーム、休みの日にゆっくり眠ること。

これは朝ずっと寝てるという意味ではない。 もちろん金曜日に夜更かしをして土曜日の朝ずっと寝てるのも楽しいけど、ショートスリーパーの私は途中で目覚めてしまう…疲れている時は特に。

深夜の2時に寝たとしても2時間後に目が覚めて、また眠くなるまでゲームをするかスマホをいじるかの手段に出る…疲れはあまり取れない。

そこで私が試したのは、夜更かしはせずに夜の11時に寝るようにして朝は6時を目安に起きて朝ご飯まで済ますこと。

そのあとは朝風呂に入って、髪を乾かしながら動画を観たりと趣味の時間を楽しむ。 そしてパソコン作業をしばらくしていると少しだけ眠気が襲ってくるので…思い切って寝てしまうのだ。

すると外から鳥の鳴き声が聴こえてくる。

ちゃんと耳を澄ませていると、団地の中にも関わらず色々な種類の鳥が鳴いているとわかる。

スズメ、メジロ、ハト、ヒヨドリ、セキレイ、シジュウカラ…鳥好きの私には心地が良くて、リラックスした状態のお昼寝タイムになる。こういう時は山に囲まれた田舎暮らしで良かったと思う。

しばらくのんびり眠って、そこから起きてもまだ午後3時。 コーヒーを飲みながらパソコン作業の続き。

スッキリ目を覚まして趣味の時間もたっぷりある…それが私の好きなおやすみ。

眠るひよこ

以上が初めてのエッセイ風の小説になります。ひよこの画像はCanvaの素材を組み合わせて作成しました。

ほのぼのしたお話が出来上がりましたが、実はこれ一度作った文章を大幅に変更して書き直しました。変更した理由は内容が暗すぎたので…一応そちらも下記に載せます。

失敗したエッセイ風の小説

くたくたになった次の日は、丸1日動けない。

朝早く起きて電車で1時間。

8時間きっちり働いて、少しでも早く帰るために走って電車に駆け込む毎日。

晩ご飯とお風呂を済ませると、時間は既に夜の10時……この生活に慣れる頃にはテレビに関心が無くなった。

身体の疲れも常に限界だったのか、日々筋肉痛を繰り返す。しかし体力はつかない。

シフト制の仕事は楽ではなかった。

学校に通いながらアルバイトという形でそれをこなしている学生をただただ尊敬した…「若いから」なんて一言で片付けてはいけない。

あの子達は大人の見えないところで努力をしているんだ。

そんな若い子達の頑張っている姿を自分に置き換えようとしても前向きになることは難しく、頭に浮かんだのは諦めという言葉だった。

バラバラな休みはいつも眠って終わってしまう。

ゆっくり起きて遅めの朝ご飯を食べて、朝風呂に入って、ついさっきまでいた布団に逆戻り。

横になって漫画を読むかゲームをするか…考えている間に寝落ちするのが当たり前の休日。

本当は朝日を浴びるのも好きだし、昼間の空を見るのも好きだ。

だが忙しない毎日を送っていると、それらはすべてカーテンの向こう側の世界になる。

疲れて活動的になれない…ようやく動く気になってカーテンを開けても、暗くなった近所の風景があるだけだった。

何も出来ず一日が終わり、悪あがきのように夜更かしして、翌日は寝不足になる。

どうすればいいのかわからないまま精神と体力を同時に削られていった。

そんな日常が終わったのは2年前。

私は逃げた。

努力の足りない日々から。

私は投げ出した。

頑張るべき毎日を。

だけど友達が言ってくれた。

「辞めるのも勇気だよ」

…あの時、私は勇気を出した。

ネガティブなポエムみたいになったのでここで強制終了

エッセイって難しい

自分が昔に勤めていた会社を思い出して書いてみましたが、それによってその仕事から良いイメージが減ってしまっては現場で働いている人に失礼なので書き直しました。

ひとつの職種を深堀りした文章に『あくまでも私の場合は』と記載したとしても、ネガティブすぎる内容は誰も得をしないのでは?と思うので。

書き直したのんびりした内容の文章は現在の自分の状況です。

今の仕事は週休二日制。土日続けて休みのため、家族とも予定を合わせやすいです。

趣味もあの頃はほとんど楽しめなかったので、ゆっくりゲームや動画鑑賞が出来る今が心地いいです。
こうしてブログを書いているのも今ならではですね。

せっかくゆっくりした時間が取れるようになったのだから、充実した日を過ごしていきたいと思いました。

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ABOUT ME
羽山とりん
羽山とりん
見習い創作者
まっしろラボの運営者。絵、小説、作曲など創作が好きな30代。女子力低め。ボカロPと歌い手を目指している。イラストの練習目的で当サイトを開設。オリジナル小説サイトも運営中。 小説家になろうへの投稿も始めました。
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